スタンダードエアコン vs お掃除機能付きエアコン

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お掃除機能付きエアコンとは?

お掃除機能付きエアコン

 お掃除ロボット付きとも呼ばれるお掃除機能付きエアコン。全面パネルを開けたところに取り付けられているエアフィルターを自動的に掃除してくれる機能(ロボット)が付いているエアコンをお掃除機能付きエアコンと呼ばれています。リモコンに「フィルターお掃除」というボタンで表示されていたりします。ときおり、リモコンの「内部クリーン」ボタンがあるから、お掃除機能付きであると思われる方がいらっしゃいますが、こちらの機能は送風や暖房運転を行い、エアコン内部を乾燥させ、カビや臭いの発生を抑制するという機能となります。

エアフィルターのお手入れの頻度

スタンダードエアコン

 エアフィルターのクリーニングは、使用頻度や環境にもよりますが2週間〜1ヶ月に1度のクリーニングが望ましいと言われています。

お掃除機能付きエアコン

 エアフィルターのお手入れは不要。ただ、お掃除ロボットによりフィルターから回収したホコリをダストボックスにためるタイプと、室外に排出するタイプの2種類が存在し、ダストボックスタイプの場合は回収されたホコリを捨てる手間は必要となります。

エアフィルターのお手入れ方法

 表面に付着したホコリを掃除機にて吸い取り、その後ブラシ等を使い水洗い。汚れが強めの場合はキッチン用の中性洗剤を使用すると良いと思います。カビが生えてしまっているようであれば、塩素系のハイターの使用も◎
洗浄後はしっかりとタオルで水気を拭き取ってください。だいたい3分〜5分ほどで終わります。

エアコンの相場

 対応する畳数により異なりますが….
・スタンダードエアコン → 3万円〜10万円前後
・お掃除機能付き → 6万円〜40万円前後

エアコンクリーニングの頻度

 利用頻度や環境にもよりますが、基本的には年に1回〜2年に1回。お掃除機能付きもスタンダードと同じくクリーニングは必要です。

お掃除機能付きエアコンの落とし穴

お掃除ロボット洗浄前

 お掃除機能付きとはいえ、お掃除されるのはエアフィルターのみです。エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)やファン、吹き出し口などにはホコリやカビが付着してしまうため、クリーニングは必要となります。さらに!フィルターお掃除ロボット自体にもホコリやカビが付着してしまうため、余計にクリーニングの必要があると言えます。また、お掃除機能付きエアコンは複雑な構造で出来ているため、クリーニングの作業時間が長くなり、費用も高くなってしまいます。

クリーニング費用の違い

 おそうじコンシェルジュの場合、お掃除機能付きでプラス7千円。その他、大手ハウスクリーニング業者の場合、プラス8千円〜1万1千円。

まとめ

 果たしてどちらのエアコンが良いのでしょうか!?笑エアコン買い替えの際の参考にしていただければと思います。あくまでもお掃除屋さん目線の話ではあるんですが、おそらくお掃除屋さん10人にどちらのエアコンが良いか聞いたら、10人ともスタンダードが良いと答えると思います。(笑)

追記

 お掃除機能付きエアコンは基本フィルターのみの自動クリーニングではあるんですが、最近は熱交換器(アルミフィン)部分の自動洗浄できる機種が出だしています。日立白くまくんに関しては、フィルターと熱交換器、さらには内部ファンまで自動洗浄可能な機種が発売されております!日立さん頑張っていますね。
ただ結局ロボット自体にカビやホコリは溜まってしまうんですが…
ご興味ある方はコチラ→日立白くまくんサイト

日立白くまくん

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